1947-11-28 第1回国会 衆議院 農林委員会 第54号
開拓と森林との關係は、從來も縣の開拓委員會、あるいはまた縣におきまして原案をつくります際には、森林方面の方々、あるいは縣廳の内部の山林關係の方面と十分連絡をとりまして、開拓計畫を立てておりますが、ところによりますと、お説のように、その邊と連絡が十分でなかつたという例もないではありません。
開拓と森林との關係は、從來も縣の開拓委員會、あるいはまた縣におきまして原案をつくります際には、森林方面の方々、あるいは縣廳の内部の山林關係の方面と十分連絡をとりまして、開拓計畫を立てておりますが、ところによりますと、お説のように、その邊と連絡が十分でなかつたという例もないではありません。
○山添政府委員 開拓適地にこういう權利を設定すればめんどうになるのでありますから、それは權利の設定をしないという方針を明確に申しておきたいと思いますと同時に、こういうことを處理いたしますのには絶えずここに「森林組、牧野組合、其ノ他省令ヲ以テ定ムル團體」とありますが、都道府縣における開拓委員會等の意見はもとよりこれをよく聴くのでありまして、關係方面が集つてその意見を聴いた上で處理をする。
あとの方の水源地區に關しましては、これは縣營として委託したわけでありますが、漁業權その他に關しましては交渉濟みになつておりまして、この干拓事業實施につきましては縣開拓委員會が民意を代表して審議することになつております。沿岸耕地の治水問題と利根川の改修と相まつて沿岸耕地の排水改良にも鋭意努力いたしたい考えをもつております。現に新利根川の改修を實施しているような次第であります。
山形縣の開拓委員會の構成がはたして民意を代表する組織になつておるかどうか、そういう御質問だつたろうと思いますが、その件に關しまして調査をいたしました結果、山形縣の開拓委員會の委員の前ぶれを見まするに、會長は知事でありますが、副會長は農地部長、それから委員といたしましてはたくさんありますが、總務部長、經済部長、土木部長、秋田營林局長、財務局の財産部長、農林省積雪地方經済調査所長、それから山形管財支所長
またこれは私の縣でありますが、先日私が治山治水の小委員會におきまして、各府縣における開拓委員會の構成いかんということを質問したのに對して、これまた答辯の留保として半月になりますが、未だに囘答に接しておりません。こういうように苦しいことは答辯を避けて、そのまま流してしまうということは、まことに私はけしからぬことであると考えます。
これはあくまで一方的な處置はいかぬことでありまして、御説のように、必ず林業關係、また開拓關係等の方面の意見を十分聽いて、公平妥當な決定をするようにわれわれも注意をいたしますし、なおかりに一部落が必要以上の行過ぎをやつた決定をいたしました場合は、縣の農地委員會においてこれを是正し、あるいはまた縣の開拓委員會、森林關係等において、十分是正することができますから、一町村における農地委員會の行過ぎの決定は、
これらに對しては現地における農地委員會または開拓委員會に對し、強力なる発言権を有する治山治水委員會が必要であると思います。 四、次は伐採と洪水の關係であります。過伐が今日水害頻発の一因をなしていることは呑み得ざる事實ですが、復興資材としての木材需要も今日ほど切實なるものはありません。
○國務大臣(和田博雄君) 開墾の點は開墾適地を選定しまする場合に、縣では特別に開拓委員會というものを作りまして、そこでその地方を開墾にしたらいいか、それとも他の關係から、例えば治水の點から言つて、或いは防風の點から言つて、それぞれの點を見て、どちらの方が國に取つて利益であるか、個人に取つてでなく、國に取つて利益であるかというような觀點から、よく調べた上で開墾適地は選定するということに、實はわざわざ農地調整法
我々が開拓法を計畫いたしておりまする點も、かような開墾豫定地等を更に再檢討するために、地方の實情に即した開拓委員會というようなものを作つて、これらの意見も十分尊重したいというような趣意であるのでありますが、現在開拓法はいろいろな事情によりまして、この議會に出すことができないのは誠に遺憾でありますが、併し我々といたしましては開拓法成立の精神に從つて、將來における開墾事業については、只今御指摘になりましたような
殊に只今開拓委員會というものをお拵えになるということでありますが、その委員會の構成等につきましては、ひとり農業關係者ばかりでなしに、林業は勿論、砂防等に經驗のある土木關係、勿論畜産或いは水産等に至るまでですね、相當の專門家を加えて、公正な決定をするような組織をして頂きたいのであります。
○國務大臣(平野力三君) 開拓委員會は現在縣單位としてはあるのでありまするが、その内容が御指摘のように、必ずしもあらゆる方面の意見を十分綜合しておるかどうかと申しますると、まだ若干の缺點があると思います。これは無論農業者ばかりでなく、あらゆる開拓に對する諸般の關係者の總意が盛られたものでなくちやならん、かように存じております。
この點に關しましては、實は開拓法なるものを我々は考えているのでありますが、今尚この開拓法なるものをこの議會に出すことの目安が十分ついておらんのでありますることは遺憾でありますが、我々の將來の考え方といたしましては、そのような開拓地に關する諸般の問題については、地方に開拓委員會というようなものを設置いたしまして、その開拓委員會は地方の開拓について十分實情を詳しく知つているような人達をその委員といたしまして
從つて現在政府の考えておりまするところの開拓法がこの議會に提案することができますならば、開拓に關する問題は特に開拓委員會なるものを別個に選擧いたしまして、特に開拓に關する專門の委員會を形成いたしまして、これに諮問して開拓の豫定地を考えたいと思うのでありまして、御指摘の點は大體において同感であります。 次に林業の實態調査をなすべしという御議論でありますが、これ又同感であります。
但しこの場合には、中央竝びに地方の開拓委員會に諮問をいたしまして、その諮問に基きましてこれを定めるようにいたしたいと考えております。開拓委員會の機構は、現在の構成、メンバーでは十分でないと考えますので、これはそれぞれ關係方面の人を網羅した適當な構成にいたしたいと考えております。